PC Maticを使ってみました †ワンクリック詐欺対策にも効果アリ †【2011年2月6日追記】 先日、友人から電話があり、「エロサイトを見ていたら、変なものをインストールされたようで、ワンクリック詐欺の画面が消えなくなった。」とのこと。 以前「パソコンの調子が悪い」という話しの時に、PC Maticの購入を勧めていたので、「PC Maticを使ってみた?」と聞いたら、「インストールしているよ」との返事。 なるほど。 「PC Maticはアンチウイルスソフトではないから、インストールしているだけでは機能しないよ。PC Maticを起動して、【スキャン】してから、【チューンナップする】しないと。」と説明。 結果、無事にマルウェア(ワンクリック詐欺の画面)を削除できたようです。 【2010年8月30日追記】 私の知り合いしか訪れないだろうと思われる本サイトを見て、PC Maticの発売元のブルースター株式会社の方から、私の疑問に対する回答のメールをいただきました。 メールの内容を詳しく書くと同社の宣伝みたいになって、以下の記述が嘘臭くなるので書きませんが、一個人の意見に真摯に対応していただける姿勢は、とても有難いと感じました。 ことにユーティリティソフトは、不具合があったとき等のサポートが気になるので、サポートに問い合わせた訳でもなくサポートしていただけたのは、大変心強く感じました。 【2010年8月15日記載】 古いパソコンを大切に使っているので、レジストリ・クリーナー等、環境改善ツールは常々気になっておりました。 とはいえ、かなり前(10年ぐらい前)に同様のソフトを使ったところ、PCが起動しなくなりクリーンインストールし直すハメになったことがトラウマで、手を出せずにおりました。 そんな折、以下の記事を拝見し、PC Maticという製品を知りました。 西川和久の不定期コラム †Windows環境のボトルネックを無料でアドバイスしてくれるPC Matic †http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100521_367777.html 良さそうなので、すぐにでも試したかったのですが、支払いが「ドル建て」なのと、日本展開したばかりの様子で、他の一般の人の評価を情報収集してから購入しよう。と思い断念しました。 最近、またチラホラ記事を見かけたので情報収集したところ、私の検索が下手なのか、ノートPCモニターキャンペンをやっているからなのか、いい評判しか見つけられませんでした。 また、妻や父から「パソコンの調子が悪い」という相談を受けていたため、思い切って購入いたしました。 で、結論としては、手元の3台のPCにインストールしてみましたが、「多少快適になった」という気がします。 ただし、悪い評判を聞かないので、あえて以下の苦言を呈したいと思います。
ということで私なりの感想は、「自作ではなくメーカー製」で「Windows 7に対応している」「後からハードウェアを拡張していない」PCでは、問題なくPC Maticは使えると思いました。 以下、画面写真がでかいですが、上記のことに個々解説を加えます。 ThinkPad R50eについて。(簡単な仕様はMyPCに記載) †最初に「スキャン」した結果。「ベンチマーク」(WORLD RANK)の結果が「下 13%」とかなり低い(古いPCなのでしょうがない部分はありますが)。 上記「スキャン」後、「チューンナップ」した結果の画面。 上記画面に書かれている通り、再起動後、「スキャン」した「ベンチマーク」の結果、「下 27%」と順位が上がった。 それでも、まだ修正すべき項目(赤く表示されている項目)が残っている。 そこで、再度「チューンナップ」を実行したところ、さらに問題が改善された。 結果、「ベンチマーク」の結果も「下 30%」と大幅に改善。 VALORE ION 330について。(簡単な仕様はMyPCに記載) †インストール直後の「スキャン」による「ベンチーマーク」結果は「下 11%」。 明らかに性能が低いと思われる上記ThinkPad R50eよりも低い。 不審に思い、ベンチマークの結果を表示してみたところ、CPU、ビデオ、ディスクのベンチマークがキャンセルされ、一部の項目だけでの結果と判明。 また、「セキュリティ」欄の「低セキュリティの脅威」が赤くなるのは、かなり気になるので詳細を表示したところ。 ちなみに先ほどの「ベンチマーク」について、「オプション」で「ベンチマークの実行」をチェックしていないから一部キャンセルされるのでは?と思われる方もいると思い、チェックしている証拠の画面。 「チューンナップ」実行中の画面。 「チューンナップ」完了の画面。 結果、「ベンチマーク」の結果が「下 46%」と大幅にアップ。 「オールグリーン」かと思いきや、「アドバイス」が黄色なので、チェックしてみたところ・・・ 先に処理が終わったVAROLE ION 330から、ThinkPad R50eの「スキャン」結果が確認できます。 あぁ〜、なるほど。PC Maticの謳い文句である「離れた家族や友人へ」というのは、こういうことかぁ〜。 ThinkPad R61eについて。(簡単な仕様はMyPCに記載) †で、今回、一番はまったThinkPad R61eの画面を1枚だけ。 こんな状況のThinkPad R61eが、下の画面の一番上に赤丸が付いている、無線LANドライバをPC Maticに自動更新されたことによって・・・
これら処置を半日つぶして行って、何とか無線LANでインターネットに接続できるまでに戻せました。 OSをVistaから7にしていることは、あんまり関係ないかもしれませんが、少なくとも、ハードをいじっているPCで、PC Maticを使うことは、半日つぶす覚悟を持った方がいいかもしれません。 各PCのベンチマークの結果。(古いPC順) †ThinkPad R50eのベンチマークの結果。 ThinkPad R40eのベンチマークの結果。(やっぱり、インストール後、最初のベンチマークは、全ての項目がチェックされず、低い値です。) ThinkPad R61eのベンチマークの結果。 VALORE ION 330のベンチマークの結果。 最後に一言。 古いPC順に「ベンチマーク」結果を並べており、確かに「下 xx%」という結果は下に行くほど良くなっております。 とはいえ、インターネットの値は「何故か」ThinkPad R50eが一番速いという結果であり、あぁ〜ThinkPad R50eに不満を感じず、使い続けていた理由はこれかぁ〜。と思いました。 CPUは、Celeron M プロセッサ 1.30GHzなんて、相当遅そうな印象ですが、バランスがいいのでしょうか・・・うれしいことです。 |