WD TV (WDAVN00BP)2009年2月23日のウェスタンデジタルジャパンの発表会の記事を読んでから、3月下旬に発売されるというWD TVの登場を心待ちにしておりました。 【記事】↓ デジカメで撮影した画像を手軽に表示するためデジタルフォトフレームを購入したのですが、撮影したままの形式では動画が再生できなかったため、他に何かないだろうか?と思っていたところ、WD TVのことを知り、テレビの大画面で見られるなら「なおよし!」と発売されるのを待っておりました。 ところが、4月に入っても発売される気配がなく、価格.comにページができるも、ショップが登録されていない状態でした。(2009/4/12時点) (価格.comの該当ページ) 予定通り発売されていれば、Webでレビューなんかも書かれるだろうし、じっくり吟味してから買おうと思っていたのですが、発売される気配が全くありませんでした。 そんな中、型番の末尾に「BP」と付くもの(価格.comの書き込みによれば海外から輸入したもののよう)が数店舗で扱われるようになり、申し込み時点で即納だったTWO TOPのInternet Shopで購入いたしました。 (数店舗で扱われるようになったときの記事) で、到着後、色々と試してみました。 まず、HDMIでシャープのAQUOS 32型に繋いだところ、何も問題なく綺麗に表示されました。 んでは。と、コンポジット(ビデオとオーディオ計3本のピンプラグ)で繋いだところ、私の感覚ではちょっとどうかな?と思う画質でした。 また、製品は英語版?ですが、メニューの設定を日本語に変えたところ、特に問題なく日本語表示になりました。 また、付属CDは、特別なことをしなくても日本語のメニューが表示され、WD TV用の動画変換するためのArcsoft MediaConverter 2.5も日本語版のインストールが可能でした。 続けて、いくつかのデジカメの画像が、そのまま表示されるのか試しました。 OLYMPUS μ-40 DIGITALOLYMPUS MAUSB-200というメモリーカードリーダ経由で接続してみました。 結果、静止画はMAUSB-200の性能上、1枚の読み込みに10秒程度かかるということ以外問題なく、表示されました。 ただし、動画はファイル自体は認識されるのですが、再生しようとすると「選択されたファイルを再生できません。ファイルをサポートされた形式に変更する方法については、ユーザーマニュアルを参照してください。」という画面になり再生できませんでした。(動画の形式は、QuickTime Motion JPEG(フレームレート:15fps)) μ-40 DIGITALの仕様 MAUSB-200の概観 また、念のためメモリーカードリーダをELECOM MR-C11BKに変更してみたところ、読み込みにかかる時間が短くなったようで、スライドショー表示の標準設定である3秒間隔で表示されるようになりました。 MR-C11の製品情報 CASIO EX-Z1200上記MR-C11BKで接続してみました。 結果、静止画は4000×3000といういわゆるメガピクセルの解像度でも全く問題なく表示されました。 ただし、動画は再生されるのですが、「オーディオチャンネル1(サポートされない)」という画面になり音声が再生されませんでした。(動画の形式は、MOV形式、H.264/AVC準拠) EX-Z1200の仕様 MR-C11の製品情報 CASIO EX-P600MR-C11BKで接続してみました。 結果、これまでどおり静止画は全く問題なく表示されました。 また、動画も音声を含め、全く問題なく再生されました。(動画の形式は、AVI(Motion JPEG)) CASIO EX-P600 EX-P600の仕様 外付けハードディスクとして、BUFFALOのHD-PF250U2-BKを繋いだところ、こちらも全く問題なく認識され、静止画、動画ともに再生できました。(とはいえ容量が大きいので、最初にメニューが出るまでにかなり時間がかかりました。) 今後も、色々と試してみて、結果を追記いたします。 HDV映像【2009年5月3日追記】その後、デジタルビデオカメラの映像をPCで取り込んだものの再生を試しております。 カメラはキヤノンのiVIS HV10、IEEE1394でPCと接続して取り込んでおります。 HDVビデオカメラとはいえ、テープに記録するタイプなので、解像度はフルHD 1,920×1,080ピクセルではなく、1,440x1,080ピクセルです。 で、Windowsムービーメーカーを使ったり、Corel VideoStudio 12を使ったりして、取り込み&単純な編集(不要な箇所の削除)を行って作成したファイル(WMVやMPG)は、WD TVで特に問題なく再生できました。 ところがWD TVから話が逸れますが、今回がHDVのPC編集初挑戦だったのですが(昔DVのPC編集はしましたが)、映像に記録されているタイムスタンプは、値段の高い編集ソフトでないと取得できないと知りました。 最近撮影したものならまだしも、2年以上前から撮り溜めた画像なので、タイムスタンプが分からないと再利用しにくい(タイトルかオーバーレイでタイムスタンプを表示しないと、WD TVで再生するときに分かりにくい)ということで、作業が中断してしまいました。 結論としては、フリーウェアのHDVSplit version 0.77 Betaを使って取り込み、シーンでファイルを切り分ける際にファイル名にタイムスタンプを使うことで、私の要望に適う準備ができました。 HDVSplit version 0.77 BetaのURL ここから本題です。 まず、HDVSplitで取り込んだままのMPEG-2ファイル(拡張子.m2t)は、何の問題もなく再生できました。(WD TVの仕様を超えた動画だと思うのですが。) 続いて、m2tファイルをCorel VideoStudio 12に読み込んで、不要箇所のカットや複数ファイルの結合を行って、「ビデオファイルを作成」で、生成したHDV 1080i-60i (PC)(拡張子.mpg)も、何の問題もなく再生できました。 そこで、Corel VideoStudio 12の操作に慣れてきたので、タイムスタンプの変わり目に単純なタイトルを追加して、「ビデオファイルを作成」してみました。 すると、「HDV」の
「AVCHD」の
の、いずれも再生できませんでした。 で、Corel VideoStudio 12のレンダリングでは多少画質が落ちるのですが、「WMV」の
ファームウェアのアップデート上記文を書いているときに、Western Digitalのサイトを確認したところ、新ファームウェア(製品アップデート)の1.02が公開されておりました。(2009年5月3日時点) http://www.wdc.com/jp/products/wdtv/ USBメモリを使って適用したところ、特に難しいことはなく1.02.07に更新することができました。 |